鋳物材料・アイメック
【ベトナム鋳物の歩き方】第3回 ベトナムの鋳物の品質は?
当社のベトナム駐在員が執筆した「ベトナム鋳物の歩き方」を、数回にわたり連載しています。
今回は、第3回目のレポートをお届けします。
第2回はこちら:ベトナムでどんな鋳物が作られているの?
一般のローカル鋳造工場では、CEメーターも持っていない工場が多いのでいまひとつ信用できません。
一様に「カントバックを持っているので品質は大丈夫だ」と言いますが、「カントバックで検査してNGが出た場合は鋳物を全部捨てるのか?」と聞くと黙ってしまいます。
カントバックではカーボン量が正確に出ない事は、皆様ご承知の事かと思います。
私達は話を聞くだけでなく現場を確認した上で、品質的にも信頼出来る鋳造工場だけとお付き合いしています。
そういう工場を見つけるのも私達の重要な仕事です。
また当社では日本水道協会認定部品工場2社ともお付き合いをしていますので、水道部品も安心してご発注いただけます。
次回は、ベトナムの鋳物の品質についてご紹介いたします。
文章:金森産業ベトナム有限会社 高島 毅